食品や化粧品、医薬品などから塗料や紙・パルプ、印刷や汚水処理場などまで、製造工程で生じる泡が品質を落とすことが知られています。泡程度でと思われるかもしれませんが、成分同士の混合が安定しなかったり、残ることで品質や風味に影響するのです。泡持ちが良いことをキャッチコピーにする台所洗剤ブランドもありますが、工場で生産される製品に関しては、逆ということになります。そんな品質改善と維持のために使われているのが、消泡剤です。

消泡剤は、用途に応じて様々な種類があり、いずれも製造工程で生じる泡を消したり、泡ができるのを防いだり、脱気をする機能を持ちます。我々の身近な食品でも多く使われており、その中の代表と言えるのが豆腐とマヨネーズです。豆腐の製造工程で割けられない泡の発生は、大豆の成分であるサポニンにあります。サポニンは界面活性剤であり、水に溶けると大量の泡が生じます。

多ければ多いほど空気に触れてしまうため、日持ちが悪くなったり、腐りやすくなります。江戸時代では、品質愛艇のため植物油を用いて泡を消すのが一般的でした。またマヨネーズでは水と油という本来混ざり合わないものを入荷させペースト状にしますが、やはり製造工程で生じる泡が多いほど、品質や保存性が悪化します。消泡剤を用いれば、できた泡を消したり抑制できるため、品質の安定につなげられます。

使用される素材は毒性がありませんし、最終的に製品には残りません。

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