消泡剤とは、文字通り液体に生じた泡を消すための薬剤のことですが、生じてしまった泡を消すという意味だけではなく、そもそも生じにくくするもの、その発生を予防するためのものも消泡剤と呼ばれることが多いです。そもそも液体にどうして泡が生じるのか、どれくらいの大きさのものが生じやすく、また生じたものについて短時間で消えやすいのか、それとも長時間にわたって残りやすいのかは物理科学上の問題であって、様々な研究が行われています。私たちの日常生活においては、消泡剤を必要とするようなシーンはあまりなく、実際問題、スーパーやホームセンターなどに行ってもほぼ売られてはいないことが普通でしょう。これに対して日常生活上は、むしろ泡を作ること、それを必要とするシーンのほうが遥かに多いです。

顔や体を洗う際には石鹸その他の洗剤が用いられますが、これらは当然しっかりと泡立てて使います。汚れを落としやすいからです。料理でも必要とするシーンは多く、お菓子やケーキ作りをする人ならばすぐに分かるように、ホイップクリームなどはまさに泡立てることが命です。消泡どころか泡立て器という器具があることからも良く分かります。

ところが工業の分野になると、もちろん泡を必要とすることもありますが、それが邪魔になることも良くあります。泡とは即ち液体中に気体がある状態であり、それは不均一とも言えるわけで、製品の製造工程に影響を及ぼしたりすることもあるわけです。

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