日本では、2009年からあらゆる施設で火災報知器と消火装置を取り付けることが義務付けられました。これは一般家庭でも同様であり、必ず住居内の一部屋には報知器と消火器を設置しないといけません。商業施設や病院、企業などでは100平方メートルの区画ごとに警報機と消火装置がありますが、病院に至っては入院病棟だと既存も消泡剤を使用しにくいのが現状です。特に手術室であれば、今までの消泡剤だと石灰を使用したものとなるので、大変都合が悪いでしょう。

その問題を打開するかのように登場したものが、CO2ガスタイプの消泡剤です。これは1990年後半にアメリカで開発されました。アメリカでは高層タワービルで相次いで火災が発生しており、早急な消火作業をするための装置の開発が急がれていました。そのなかで誕生したのがこの消泡剤で、今ではアメリカはもちろん世界各地の公共施設で活用されるに至っています。

日本でも新しく建設された病院では導入をしており、二酸化炭素の力で火災を食い止めることが可能です。今までの消泡剤であれば周囲に石灰を噴射するため、当たり一面が真っ白な粉に覆われてしまうわけです。ところがCO2ガスであれば完全な無色透明で室内環境を害することもありません。火は酸素があれば勢いを増していきますが、二酸化炭素を放出すえれば必然的に消火が可能というわけです。

病院などの衛生環境を重んじる場所では、大変効率のいい装置といえます。

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