消泡剤は読んで字のごとく泡を消すものなのですが、食品から化粧品に至るまでいろんなものに使われているものです。もちろん工業用には工業用の、食品用には食品用の消泡剤が使われています。消泡剤が使われている主な食品は豆腐、ジャム、ジュース、インスタントコーヒー、アイスやゼリーなど生産過程が工業化されているものには使われていると考えていいかもしれません。日常的に口にしているものですので、もし心配な場合はなるべく加工されたものを食べないほうがいいでしょう。

食品添加物というと体に悪いというイメージを抱かれるかもしれません。確かに食品添加物の中には取り過ぎると身体にとって害があるものもあるのは事実ですが、食品添加物の歴史自体は非常に長いのです。今でこそスーパーに行けば食べ物が潤沢にある光景を目の当たりにしますが、人間の歴史は工業化するまで飢餓の歴史といってもいいほどでした。塩も保存料として保存食を作るときに欠かせないものでしたし、見た目をよくするためにベニバナは昔から食品の着色に使われていました。

食品への添加物が法的に定められるようになったのは1947年の食品衛生法です。食品衛生法では国によって安全性が確認され、食品に対して添加してもよいとされた物質のことです。1947年以前は「衛生上危害を生じるおそれのある成分」を禁止するネガティブリスト方式がとられていたのですが、1947年の食品衛生法では添加してもいいというポジティブ形式が取られるようになりました。

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