消泡剤というのは、読んで字の如く、泡を消すための薬剤のことです。これを入れれば、泡ができなくなりますから、泡を消したいときに非常に重宝するでしょう。とは言っても、一般の人にとって泡を消したい場面なんてあまりないのかもしれません。むしろ、食器洗いをしたり、シャンプーをしたりするときは泡立っている方が洗えている気になりますし、ケーキなどを作るときにも、材料の粉を一生懸命に泡立てたりします。

しかし、泡が邪魔になるということもあります。特に食品や工業製品を作る際に、泡がたつと色々と不都合なことが起こってくることが少なくありません。一般人に分かりやすい例で言えば、食品の豆腐でこの薬剤が使われています。スーパーなどで普通に売られている豆腐は、滑らかでつるんとした食感で中に泡などが入っていないのが普通ではないでしょうか。

これは消泡剤を使っているために、ああいう滑らか食感に仕上がっています。豆腐の原料である大豆の中には、サポニンが含まれていますが、この成分は泡がたくさん出やすい成分なので、消泡剤なしで豆腐を作ると、たくさんの泡が発生してしまいかねません。泡がたくさん入っている豆腐も、それはそれで美味しいかもしれませんが、やはりつるんとした食感のものが美味しいのではないでしょうか。他にもつるんとした食感の食品であるプリンやゼリーなどにも同薬剤が使われていたりします。

この薬剤を知らない人が多いですが、意外と身近なところで使われています。

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