サーバーは外部に解放するか否かで運用が変わってくる

自宅でサーバーを運用する場合ですが、まず、そのサーバーを公開するのか、それとも家の中だけで利用するかによって設定や構成が異なってきます。外に公開する場合は、インターネットを利用して外部から接続できることになるので、セキュリティの維持が重要です。なので、サーバー運用に必要なソフトウェアをインストールしたあとは、そのソフトのデフォルト設定を維持するのではなく、必ず、設定を変更するようにしましょう。一番重要なのは管理者としてログインできるユーザーの設定で、これは必ず変更する必要があります。

デフォルトのまま運用していると、外部から攻撃されて乗っ取られてしまう可能性があるからです。家の中だけで利用する場合は、インターネットを利用して接続することは不可能なので、デフォルトの設定でも特に問題はありません。こういったタイプのサーバーはスタンドアローン型と呼ばれます。外部とつながっておらず、孤立しているということです。

ソフトウェアのアップデートも、サーバーの機能に関係のあるものでなければ、見送ってもいいでしょう。というのは、長年、アップデートを適用せずに動かしていたものに、いきなりパッチ、つまりアップデート用のファイルを適用した場合、動作がおかしくなることがあるからです。こうしたトラブルが起きてしまうと、元に戻したくても古いソフトウェアを入手できないこともあるので、長い時間、機能が停止してしまう可能性があります。

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